「せっかく録音したのに、部屋の反響や外の雑音が気になる…」
ナレーション初心者の多くが直面するのが、録音環境の音問題です。
でも本格的なスタジオを作る必要はありません。
手軽に取り入れられるグッズを使えば、自宅でも十分にクオリティの高い音声が収録できます。

宅録だとどうしても部屋の響きや外の音が入っちゃうんだけど…



大丈夫ですよ。安価な防音・吸音グッズを使うだけで、環境はぐっと良くなります
- 防音と吸音の違い
- 自宅で使えるおすすめグッズ
- 初心者でもできる環境改善のポイント
この記事では、宅録ナレーターに向けて おすすめの防音・吸音グッズ を紹介します。
防音と吸音の違い
まずは基本を整理しておきましょう。
- 防音:外からの音を遮断する(騒音対策)
- 吸音:部屋の中の音の反射を抑える(響き対策)
宅録ナレーションでは、どちらかといえば「吸音」が優先。
響きが減るだけで声がクリアに収録できるので、まずは吸音対策から始めるのがおすすめです。
おすすめ吸音グッズ
ウレタン吸音材(パネルタイプ)
壁に貼るだけで反射音を軽減できる定番グッズ。
30×30cmのパネルを数枚貼るだけでも効果を感じられます。
👉 おすすめの人:安価に環境を改善したい人


フェルト吸音パネル
見た目がシンプルで、お部屋の雰囲気を壊さずに導入可能。
宅録感を出したくない人に向いています。
👉 おすすめの人:部屋になじむデザインを重視する人


マイク用リフレクションフィルター
マイクの背後に半円状の吸音材を設置するタイプ。
マイク背後に設置するだけで声の響きを抑えられるので、効果がわかりやすいのが特徴です。
ただ設置するにはマイクスタンドの使用は必須です。
👉 おすすめの人:設置に手間をかけず、すぐ効果を感じたい人
マイクでお悩みの方は 👉ナレーターにおすすめのマイク|初心者〜プロ向け厳選12本
おすすめ防音グッズ
防音カーテン
厚手で重量感のあるカーテンは、外からの騒音を軽減する効果があります。
遮光も兼ねられるので一石二鳥。
👉 おすすめの人:窓からの外音に悩んでいる人
隙間テープ(ドア・窓用)
1,000円以下で買える定番グッズ。
小さな隙間から入ってくる音を塞ぐだけでも、意外と効果を感じられます。
👉 おすすめの人:コスパ重視で対策したい人
防音マット(床用)
床に敷いて、足音や振動を吸収。下の階への音漏れも軽減できます。
👉 おすすめの人:集合住宅で宅録している人


まず機材から揃えたいという方は 👉 宅録環境の作り方-機材とソフト選び
まとめ
- 初心者はまず「吸音」から始めるのがおすすめ
- 外音が気になる場合は「防音グッズ」を組み合わせる
- 高価なスタジオ設備がなくても、安価なグッズで十分改善可能
ナレーションを始めたばかりの方でも、こうした小さな工夫で録音クオリティは大きく変わります。
👉 機材自体の選び方に迷っている方は、
こちらの記事もどうぞ:ナレーター向けオーディオI/Fの選び方とおすすめ
本記事で紹介した商品まとめ





